東京大学血管外科

受診案内

初診外来を受診される患者さんへ

初診の原則について

当院は特定機能当院は特定機能病院として承認されており、受診される場合は原則、他の医療機関からの紹介状(診療情報提供書)が必要となります。

また、当院は原則予約制です。ご予約の際は、当院ホームページをご参照いただき、事前に予約センターまでご連絡ください。

スムーズに受診の手続きが進むために

初診の患者さんは私たち医療側が知らない多くの情報を当日にいただきます。画像の取り込みなどに多くの時間が使われますので、診察までにお時間が1時間はかかってしまいます。申し訳ございませんが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

初診外来は基本的にはその日の担当医師が一人で行っております。初診の患者さんが複数いる場合、緊急性に応じて診察および検査などの優先度をつけさせていただいております。ご理解いただければ幸いです。お待ちの時間が1時間を超えた場合は、外来受付にお声がけください。看護師・スタッフから問い合わせがあれば、「あとどのくらいで診察できると思います」というコメントをお伝えできると思います。

かかりつけ医とは?

当科は血管外科疾患に対する専門外来です。動脈硬化が原因の疾患が多く、そのぶん患者さんの年齢層も高いのが現状です。ご高齢であれば、多くの疾患をお持ちのこともあり、腰痛などの訴えも数多くあります。当科におかかりなので何かあれば当科にご連絡いただく、と本来はしたいのですが、大学病院の専門性からきめ細やかなご対応ができない場合が多々あります。(担当医師がその日は不在だった、ちょっと質問したかっただけなのに何時間も待たされた、など)

理想的には、かかりつけ医をもってください。お近くの内科や外科のクリニックや医院に何かあればご受診いただき、そこでの医師の判断が入ることで患者さんの症状により適切にご対応できます。つまり、「患者さんの訴えを医師に専門用語に翻訳してもらって」から当科に紹介してもらうのが、お得です!

なるべく当科では広く深く患者さんを拝診しているつもりですが、脳と心臓以外の脈管を診る、ということは逆に心筋梗塞や狭心症、脳梗塞などは近くのクリニックの先生の方が早く兆候を見つけたり、お薬の調節を上手にすることができるということかもしれません。

是非かかりつけ医を作ってください。

緊急時受診について

当科の診療時間は平日9時から17時です。(検査が必要な方の場合、実質14時-15時受付までです。)

通院中患者さんのやむを得ない状況でのご相談については東大病院代表(03-3815-5411)から血管外科当直にご連絡ください。平日日中での受診の方が有益な診療を受けやすいため、緊急性が低い場合は平日受診をおすすめします。

個別の疾患について